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2023年10月10日
英検に関連して思うこと
昨日、英検の会場に行く機会があった。午後の試験、多くの学生が英検受験のために集まってきていた。グレートドームの生徒も小学校1年生2年生を中心に、この日英検を受験している。
英検において大切なことは、英検に合格することでは必ずしもないと思っている。合格を目指し、それぞれが、それぞれのレベルで努力し、英語力を向上させること、そのことこそが大切だと思っている。その節目管理に、英検、TOEIC、TOELE等を活用すべきと思っている。
英語の学習は、より早い時期から始めた方が良いというのが持論だ。ただ、これにはいろいろな意見があって、早いうちから英語を始めると母国語である日本語の習得に良くない影響が出るとした意見もある。確かに理解できるところがある。すなわち、英語と日本語、どちらも中途半端にやって、中途半端になってしまうという懸念だ。
例えば、しっかりとした国語力の習得に充てるべき時間を100とした場合、100という時間を国語に充てることなく、国語に70、英語に30といった時間しか充てないとなると懸念された結果を招きかねない。国語と英語、本当の意味でのバイリンガルにしたいのであれば、国語100、英語100と、通常の2倍近い時間を2つの言語習得に充てる必要があるからだ。特に英語と日本語、言語間の距離も遠く、残念ながら2倍近い労力が必要になってしまうのだ。
バイリンガルにならずとも英語を学んで行くにあたっては、日本語に割く資源を減らすことなく、英語習得の時間を、目標に合わせて別途作る必要がある。この理解のもと、より小さいうちから英語を学んでほしいと思っている。
東中野のグレートドーム、通常の生徒であれば、小学校2年生3年生までに英検5級を、小学校卒業までに(中学受験の生徒は5年生迄に)英検3級を取得することが一つの目安と考えている。ただ、英語が出来て日本語が覚束ない、こういうことは、日本人としては是が非でも避けたいことだと思っている。