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2024年01月01日
中学受験生へのエール
明けましておめでとうございます。
本年もみなさまにとって、より良い年になりますことを心より祈念致しております。
さて、東京の私立中学校、国公立中学校の入試迄、1か月を既に切っている。既に直前期である。この時期は苦手分野の克服と過去問に注力することに加えて、精神面も含めた健康維持にご留意頂きたい。
今、受験生のみなさんが必死になって挑んでいるこの中学受験。この受験は大学受験に次いで、重要で意義あるものと考えております。理由は以下の通り。
1
トップクラスの中学校では、6年後の国公立入試から遡って必要な基礎学力を問う問題を出題している。ここでの鍛錬は必ずや6年後の国公立大学入試の糧となる。
2
中学校からの6年間、特に前半の3年間、一般の公立中学校よりレベルの高い一定水準の授業を受けることができ、かつ選抜されて入学した学力の高い友人と切磋琢磨する環境が整っている。
3
東京地区では、6年生教育を導入する私立公立高校が増え、優秀な高校への門戸が少なくなって来ている。特に女子の場合これが顕著である。
特に1番目は大きいと思っている。この中学受験という試練を通して得られる学力は、必ず6年後の大学受験に繋がるということである。正直、第一志望校に行くか、第二志望の学校に留まるかにあまり大きな意義はなく、目標に向かって日々研鑽する、そのこと自体に価値があるということである。受験生本人には自覚できないものかも知れないが、そうでないものからすると、これだけ研鑽を積んだものと6年後競争するということは脅威ですらある。事実、東京地区の大学受験において、トップクラスの中高一貫校に太刀打ちできるのは、日比谷や西といった例外的に優秀な高校の生徒に限られる。
受験生のみなさん、あとひと月、大変とは思うががんばって頂きたい。