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ある意味大変!東京の教育環境、選択肢の多さ
東京の教育環境
地方の出身者が、東京の教育環境で驚くことの一つは、その選択肢の多さであろう。幼稚園、小学校、中学校、高校、大学と、入学試験の機会は大変多い。幼稚園あるいは小学校から大学までのエスカレーター校があれば、高校留まりで大学受験に挑む学校もある。また、中学校受験のための小学校、中高一貫の学校とさまざまだ。また、英語を主体とするインターナショナルもあれば、英語と日本語を半分ずつ教えるバイリンガルスクール等、内容的にもさまざまだ。
田舎の教育環境のメリット-私の場合
振返ってみれば、選択肢の少ない田舎に生まれ育ったことは、残念なところもあるが、良い面もあったのではないかと思っている。例えば、選択肢がほぼないだけに、自宅の近くの幼稚園に通い、近くの小中学校に通う。そして学区で比較的評価の高い高校に通い。ほとんどの生徒と同様に国公立大学に進む。おかげで、小学校では誰にも負けないほど遊びに遊んだ。野球やソフトボールといった運動も思う存分した。ただ、そうした遊びや運動から学び得たものもたくさんあると思っている。また、経済的にはかなりの親孝行だったかもしれない。塾にもろくに行かず勉強と言えば、Z会と進研ゼミ、学校はすべて公教育だったから。
田舎の教育環境のデメリット―私の場合
後悔があるとすれば、小さいころに英会話をやっていなかったこと。よって聞く耳が出来ていない。今でも映画で聞き取れない場面に出くわすことがある。もう一つの後悔は、中学受験しなかったことだろうか。当時、問題集を購入し、中途半端にラサールや灘といった有名中学の問題を解いた記憶はあるが、真剣に勉強することはなかった。そうした名門中高に入学した彼らと6年後に大学受験で出くわすのだから、大学受験が苦戦するのはある意味当然かもしれない。
まとめ
選択肢が多いと、隣の芝生は青く見え、右に流されたり、左に流されたりしがちだ。お金をかければそれだけ良いなどといった判断に走ったりしてしまうことも多いかもしれない。大切なのは、教育哲学だ。子どもの将来をしっかりと見据え、それに向かって、あるべき教育を親と子でしっかりと取捨選択して行くことが大切なのだろう。