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 今週のブログ  【中学校受験小学校】

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2023年09月19日

 

中学校受験小学校について

 

 首都圏には、ほとんどの生徒が中学受験をする受験小といわれる小学校が存在する。洗足学園、宝仙学園、国立学園、東京都市大付属などが受験小として一般に知られている。しかし、この受験小、小学校受験において特別に人気があるというわけでもない。

 その理由のひとつに、小学校受験しておきながら、また中学受験とは割に合わないという考え方である。確かに、2度受験が重なることは負担が大きいといえよう。ただ、ここは考え方次第のような気もする。受験を重ねる、特に学力が問われる中学受験に真っ向勝負することで得ることが出来る基礎学力についてどう考えるかということである。中受を通して基礎学力をしっかり身に付け6年後の国公立大学入試に備えたいと考えれば受験小という考えもありと思う。

 ただ、それでも受験小はどうか。という考え方もある。この多くは、結局中学受験は塾の力を借りねばならず、小学校だけでは中学受験はできないとする考え方である。これは確かにそうで、いかに優秀な受験小の生徒でも、塾に通わずしてトップクラスの中学校に入っている生徒は皆無に近い。ならば、公立で良いではないか? 確かに、それも一利ある。

 受験小の良いところは、生徒のほとんどが中学受験をすることを当然として受け止め、それに向けて、学校、学校スタッフ、保護者たちのベクトル合わせがしっかり出来ていることではないかと思っている。これらステークホルダーの意識は高く、受験へ挑む文化が醸成されている。また、試験を受けてある程度のレベルの学生が入学しているので、ややレベルの高い、やや進度の早い授業が毎日行われている。

 かといって、受験小も甘えてはいられない。受験小としての認知を高めるため、世間からのより高い評価を得るためには、一にも二にも受験でしっかりした結果を出すことが求められるからだ。確かにトップクラスの受験小は、新御三家早慶付属以上の中学校に40%前後の生徒が合格している。しかし、実際、優秀な生徒は平均して2校程度これらの中学校に合格していると思われる。よって、実際にこれらの中学校に進学しているのは20%。2クラス80人程度の受験小であれば、20人ということになる。あとの60人は、そうした中学校へは進めない。やはり、高い評価を頂くためには、半分の生徒が新御三家早慶付属以上というのが一つの基準になるのではないだろうか。ここまでくれば、受験小の費用対効果も納得され、受験小への風当たりも消え、より高い評価が頂けよう。

 東中野のグレートドーム、受験小の生徒も含め、高い基礎学力を身に付け、将来への備えを一日一日と積上げて行きたいと思っている。

 

 

 

 

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