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2024年12月08日
「小学校就学前プログラム2025」
「小学生就学前プログラム」が始まっています。小学校1年生の教科書副読本を使って基礎力を養成するプログラムです。就学前の児童教育の難しいところは、教え方もさることながら、いかに目を輝かせてもらいながら講義に集中して頂くかにあると思います。これは意外に難しいもので、1:1の個別教育でなければ成し得ることは難しいのではないかと思っております。
国語では、ひならがな、カタカタ、小学校1年生の漢字も学ぶことになります。良く「ひらがなが書けるようになった」などと耳にすることがあります。この表現の幅は実に広く、やっと思い浮かべて時間をかけて何とか書けることと、すらすらと言葉を書き綴るということには、大きな習熟度の違いがあります。出来ましたら、小学校入学前に、すらすらとひらがな・カタカナを書けるように進めて参ります。
漢字については、書き順に拘って行きたいと思っております。ここで間違って覚えては、その間違いが一生続いてしまいます。「右」と「左」の書き順、間違って覚えている方も少なくありません。今が肝心、そのように思っております。加えて、文章も途切れることなく、すらすらと読めるようになることが望まれます。
算数は、数の概念をしっかりと押さえたいと思っています。百玉算盤などを使って、数字を可視化することは思いのほか大切と思います。繰上り、繰り下がりの壁を越えて2桁の足し算・引き算が小学校入学前すらすらとできるようになるのが理想です。
基礎的な言葉や算数を学べば、子どもが毎日の生活で触れる情報量がおのずと変わってきます。街でバス停名や駅名、看板などを見て、読めるものもいろいろと出て来るでしょうし、そこから知識を増やす機会も出てくることでしょう。数字を覚えれば、カレンダーや時計に関心を示すことも出て来ましょう。先へ先へ、世界が広がって参ります。ここに大きな差が生じて参ります。大人が思う以上に国語と算数は、子どもにポジティブな影響をもたらしてくれます。
「子どもの学力はどこで変わってくるのか?」この質問に対して、どこでといった回答をするのは極めて難しいですが、3歳から6歳くらい迄の教育は極めて大切ではないかと日々感じております。東中野のグレートドーム、それゆえに「小学校就学前教育」も真剣そのものです。この教育が将来を分ける、そう言っても過言ではありません。その思いで日々挑んでおります。